思わず潤んだ

読んだ。読みきった。ブレイブ・ストーリー。
下巻まで全部。
最後の方、難しい内容だった。


そういや試写会応募始まってたっけ。
葉書だそうかな。ちびっこに紛れて見ることになりそうだけど…。


自分はどちらかと言うと主人公ワタルより友人で旅人ライバルのミツル寄りの性格だ。
自覚はある。
胸が痛かった。
こういう物語の主人公の性格としてはワタルの性格はごく普通の設定かもしれない。
けれども、実際はどうだろう。
ワタルのような良い人間だと分かっていてもなかなか出来るものじゃない。
こうするのが良いと分かっていても、その決断に至れるだろうか。

私も幻界を旅してきた方が良いかしらね。
いや、その前に私の創り出す幻界ってなんかやだな。
想像するとゾッとする。
物語内の言葉を拝借すると「負の感情」が強いのだ。
汚くて醜い想いがある。
思いのかさなんて計れないけど十分に持ち合わせていると思う。
だから胸が痛かったんだ。
いや、むしろ耳が痛かった。（読んでるんだけどさ）


まあ、そう易々と良い人間にはなれなそうだけど、これが私だもんね。
自覚症状ある辺りで良しとしておこうか。